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母の2度めの手術の日がやって来ました。 8月に大腸癌を切除。そして、今回が肝臓を半分切除の予定とのこと。 かなり進行してしまっている 癌ではあるんだけれど。 Dr.はどーしても本人に 告知するっ!って聞かないんであります。 入院前に本人が書き込む書類に 『もしも癌だと分かったら 告知を望みますか?』という欄に ○をしていたらしい… う〜ん、今の病院はそーなのかぁ。。本人の意志を尊重するのかぁ〜 なんか やられたぁ・・って感じ。 |
よくTVドラマのシーンでありますよね? |
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最近お世話になっている 隣町の接骨医院の先生に聞いた。 「後○年ぐらい…って、親の命の期限聞いてしまった時、 先生やったら どうしてあげたいです?」って。 せんせー「♪なんでもないようなことが 幸せだったと思う〜♪ って昔 流行った歌があったっしょ? ある統計に・・・ 残り何年!って宣告された人が どう生きたか調べた結果はね。 ほんまに 歌のようにやね、なんでもないようなこと。 昨日も今日も同じ。 淡々と、切々と。 それまでの日々と同じように みんな過ごして 逝く・・」 んだそうな。 |
う〜ん。そうかもしれへんなぁ。 よく 死ぬまでに あれが食べたい!とか、 あそこへ行きたい!とか、あの人に逢いたい・・・とかあると思うけど。 経済的なことや 体力が落ちてること。 病気が悪化して 良くはならないこと。色んなことが分かると、 海外へ旅行に出かけてしまう人なんて ほんの僅かな人だけなんだそうな。 そうかも。そうかも。。 最初入院していた公立の病院から 手術する病院まで検査に出かけたときのこと。 病院の食堂で猿姉が(兄貴の嫁はん)、何でも好きなモン頼みやぁ〜。 って言ったら、「らーめん!」って!(笑) そんなん・・せめて お刺身定食とか、エビフライとかあるやろにぃ。 なんせ病院食っつうのは、麺類なんてほとんど出てこないらしい。 出ても伸びたソバか ぬるい素麺だったり。。 母はそういう人なのだ。。 大きな欲とかなく 小さな幸せを大事に温めることの出来る人なのだ。 この話は 手術中に待合室で義姉から聞いたのだけど。 「なんかね・・おかーさん 可愛いっ!」って思ってん・・って義姉が言う。 こんなおかんの子に生まれて良かった。 産んでくれてサンキュー!って思った次第です。 小夏 2002.11.25 |